しっつう

しっつう
I
しっつう【漆桶】
〔「漆(ウルシ)を入れた桶(オケ)」の意から〕
真っ黒で何もわからないこと。 転じて, 妄想や煩悩のたとえ。 また, 仏法を知らない僧をののしっていう語。

「~を抜くが如く痛快なる悟りを得て/吾輩は猫である(漱石)」

II
しっつう【疾痛】
痛み悩むこと。 わずらい憂えること。

「労苦を避けず, 危難を顧みず, ~の身にあるを忘れ/西国立志編(正直)」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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